新茶時期がやってきた

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新茶がやってきた

― 新茶と初取引のお話 ―

こんにちは。
GOOD TIMING TEAのブログをご覧いただき、ありがとうございます。

日差しが少しずつあたたかくなり、草木が芽吹き始める季節。
この時期だけの特別な贈り物、**「新茶」**が今年も当店に届きました。

今回は、「新茶って何?」「初取引って?」というお声にお応えして、春のお茶の魅力をわかりやすくお届けします。


🍃「新茶」ってどんなお茶?

新茶とは、その年に最初に摘まれたお茶のこと。
春に芽吹いたやわらかい新芽を、丁寧に蒸して仕上げます。

*一番茶”と呼ばれることもあります。

特徴はなんといっても、

  • 若葉のような清々しい香り

  • 口に含んだときのやわらかな甘み

  • 渋みが少なく、まろやかで飲みやすい味わい

まさに、「春をそのまま飲んでいるような」やさしい一杯です。
初めてお茶を飲む方にもおすすめですよ。


🛍「新茶の初取引」とは?

新茶が摘まれると、まず行われるのが「初取引(はつとりひき)」という大切な行事です。

これは、その年に収穫された新茶が初めて市場で取引される日のこと。
お茶どころ・静岡や鹿児島などの市場では、お茶の品質を見極めるプロたちが集まり、
今年の出来を確かめながら、価格が決まっていきます。

ちなみに、今年最高値がついたのは、去年に続いて、静岡市清水区の「両河内茶業会」が生産した「やぶきた」という品種の「高嶺の香」で、1キロあたり88万円でした。

落札したのは私の親戚でもある、和田長治商店さん。

お茶の全国大会のチャンピオン、しかもイケメン。すごい。

話はそれましたが、初取引はお茶業界にとって「新年の初詣」のような、大切なスタートの日なのです。

 


🌿GOOD TIMING TEAの今年の新茶

ただいま当店でご提供しているのは、
初倉阪本製茶共同組合の゛山の息吹゛です。

茶工場の熱気を思い出すような豊かな香りとトロミのある質感。新茶らしいふくよかな甘みは雑味なく、どこまでも続きます。

店内ではこの新茶を一煎ずつ丁寧にお淹れしてご提供しています。
この後も続々と今年のお茶たちが登場予定なので、お楽しみに。


春限定の、とっておきの一杯をどうぞ

一年に一度しか味わえない、新茶の香りと味わい。
今年もGOOD TIMING TEAで、春のはじまりを感じる一杯を楽しんでみませんか?

みなさまのご来店を、心よりお待ちしております。