HIMALAYAN DAL-BHAT CIRCLE
news
2026.01.17
2026年1月5日から9日まで、男スタッフ4人でネパール・カトマンズを訪れた。
僕にとっては二度目のネパールだったが、他の3人にとってはすべてが初めての景色だったと思う。
空港を出た瞬間の空気、街に響くクラクションの音、「ホッカイドウ」のみ日本語を知っているネパール人。
懐かしさを覚える自分の横で、彼らは少し戸惑った表情をしていた。
「思ってたより凄いとこだね」
そんな言葉を聞きながら、初めてこの街に降り立ったときの自分を思い出していた。
カトマンズは相変わらず整ってはいない。
インフラは十分とは言えず、道はガタガタで、よく停電もする。
初めて見る人にとっては強烈な現実だと思う。
一方で、二度目だからこそ、僕はその風景を“異常”としてではなく、日常として受け止めていた。
ナガルコットで迎えた朝は、今回の旅のハイライトだった。
冷たい空気の中、少しずつ明るくなる空。
やがてヒマラヤ山脈が朝日に照らされ、静かに8000m級の山々が姿を現す。
「やっっば!!」しか言葉が出ない3人の背中を見ながら、「やっぱり、やべーよな、これ。」
と思った。

食事もまた、彼らにとっては新鮮だった。
蒸したてのモモに感動し、20個ずつくらいは食べたし、朝ごはんでは出来立てのサモサを頬張り、昼飯では激うまダルバートに喰らいつく。
初めての驚きと、二度目の安心感が、同じテーブルに並んでいた。
ネパールは決して快適な国とは言えない。
それでも、彼らの人に対する優しさや柔らかさ、なにより人間らしさ、人間であることの素晴らしさを教えてくれる。
そんな、唯一無二の場所である。
初めてのネパールを体験する3人と、
二度目のネパールを歩く自分。
同じ景色を見ながら、それぞれ違う何かを持ち帰る。
混沌の中にこそ、この国の美しさは息づいている。

- 選択結果を選ぶと、ページが全面的に更新されます。
- 新しいウィンドウで開きます。